原点

 

 

2024/1/6 

Travis Japan 「Road to Authenticity」 横浜アリーナ公演に行ってきました。

 

この公演は中村海人くんの担当に出戻りさせてくれた、人生で指折りのコンサートになりました。

この日感じた想いを忘れないように、奇跡的に残していたこのブログに綴ることにしました。

 

 

わたしはトラジャの渡米中に中村海人くんを担降りしていました。

2022年3月にLAへ出発したときは何とか気持ちを整理して行ってらっしゃいを言うことができ、WODの予選なんかは熱心に応援できていたのを覚えています。ですがだんだんと渡米中の活動を通しいろんなもやもやが増え、自担との気持ちの距離を感じるようになってきたり、共有できていたと思っていた夢の方向が嚙み合わなくなってしまったことで、その年の夏には担当を降りるにあたったかと思います。

 

それから1年以上が経過した2023年の秋の終わり頃、少し嫌なことがあったときに中村海人さんが夢にでてきたんですよね……。久々に今どんな感じになってるんだろうと覗くと個人的に大好きなビジュに戻ってるうみがそこにいて、愛おしさがぶり返してしまいました。予兆はあったのかもしれません。トラジャがCDアルバムを出すという情報は入ってきていて、しかもその内の1形態にJr.時の曲たちが入るというじゃないですか。これだけは欲しい……と瞬間的に思っていました。それにCDデビューという夢は、Jr.当時応援していた私のトラジャと共有できていると思っていた夢でした。ツアーも発表されており、私は会いたい気持ちと葛藤していました。あんなに苦しい想いをして降りたのにいいのか?今更会いに行くなんて渡米中も降りずについていった人たちに悪いんじゃないか。しばらく悩んだ末、生まれてきた会いたい気持ちに従ってみることにしました。会ってみてどんな気持ちになるかわからないけど、会いたいから会いに行ってみよう。

 

開演前にあんなに緊張するコンサートって何時ぶりだったろう。2021年12月虎者ぶりにうみに会うわたしは少しこわいなって気持ちのソワソワ、ドキドキ感に包まれてました。

 

始まってみるとそこには、わたしの好きだったトラジャがいました。

わたしの大好きだったうみがいました!!

うみが楽しそうに、首がもげそうになるくらい脚がとれそうになるくらい一生懸命に踊ってる姿を見ることがわたしの幸せだったってことを思い出しました。

すっっっっっっっっごく楽しかった!!

トラジャのコンサートって、身体の内側から湧き上がるパッションみたいなものが湧き上がるんだよなぁって思い出しました。

 

思い出した思い出した言ってるけど、それくらいトラジャは変わってなくて。渡米して変わってしまったように見えてしまったり、もうアイドルな彼等はいなくなってしまったのかなとか思ったこともあったけれど、ちゃんとアイドルで、トラジャの良さは大切に守っていました。良さを大切にしながら、それでいて進化もしていて、高みを目指して世界に向けて頑張っていきたいんだな、って彼等の想いを自分の中でやっと、受け止められた気がします。

 

Jr.当時の曲のパフォーマンスに沸くだろうことは想定内だったけれど、でもそれだけだったら過去のトラジャを好きなだけだな、もしそうだったらそこまでだなとか考えたりしてたのだけど、ちゃんとデビュー後の曲のパフォーマンスも良い~~って思えて。ちゃんと今のトラジャについていけるって思いました。

 

うみがMCで「ホームがあるから外の世界でもやってやるぞって踏み出せる」のようなことを私たちを見て言っていて。ここを、日本のトラジャ担が集まるこの場所をホームと言ってくれたのが嬉しかった。これはほんと個人の考えだし中村担だけの感情なんだと思うのだけど、渡米中に何がつらかったかって、だぶん一番は気持ちの面でこちらを見てもらえなくなってしまったこと。海外の人とゴリゴリのダンスをしているところも留学と言いながら現地の馴染みのないイベントに出ているところもあんまり見たいものではなかったけどそれよりも、そんなもやもやを抱えながらも日本に帰ってきてデビューしてほしいと待っている私のようなファンに対して、必ず戻るからねとか早く会いたいねとかの言葉がもらえず、むしろもう海外を拠点にしたいのかなと感じてしまうような自担の言動がつらかったのを覚えてる。だから直接横アリでうみに会ってホームという言葉を聞くことができて本当によかった。

 

なんか本当に大好きな中村海人をたくさん思い出したコンサートでした。

誰よりも汗かいてMCの時にはすでに風呂上りみたいになってて濡れた髪の毛をタオルでずっと拭いてブルブルって犬みたいにかわかすうみも好きだったな~とか、

あの独特の「タッハーーー!」笑いも好きだったなぁ~とか、

なんの曲か思い出せないんだけど、だぶんうみの苦手なダンスのジャンルの曲があって、お世辞にも綺麗とは言えないんだけど頑張ってるのが伝わってきて、あぁうみのこういうとこが好きだったな~とか。

もうこれに関しては、最初に中村担になることを決めたコンサートの時も「ダンスや歌はまだまだ不格好なところも正直あるんだけど見てると応援したいって気持ちになる」って友人に言っていて…わたし全く同じこと思ってるってちょっと笑いました。

大好きだったまんま、今も大好きって思えました。

 

コンサートが幕を閉じると、迷いのない心で隣の宮近担に「ただいま」と言えました。

宮近担、寛大な心でおかえりと言ってくれてありがとう。

 

これから出戻って中村海人の担当していくにあたって、冒頭に話した担降りした原因と向き合わなくてはと思いました。まず彼の夢に関してはこの公演を通じて、こっちは別に世界じゃなくたっていいんだけどさ君が世界に出たいなら羽ばたきな~みてるから。って気持ちになれたし、心の距離を感じてしまう的なことに関しては、まぁもう彼はそういう人だもんねってある意味の悟りを開けそうだなと。アイドル像って、完璧にファンの期待に応えるように振舞うタイプもあれば、自分の好きとかやりたいを見せていくタイプもあるだろうなと感じていて。わたしはほんとは前者がいいけど、多分うみが前者だったらわたしが好きになった喜怒哀楽が見て取るようにわかるとことか、はっちゃけた笑顔とか見られてないんだろうなと思って。やっぱり、あの最高の中村海人の笑顔を見ていたいなと、横アリ公演を経て思ったのです。

 

トラジャって不器用で人間味があって、優しくてあったかくて。そんな全体の雰囲気も変わっていなくてやっぱこのグループすきだぁってなりました。本当にこのグループって苦労が多くて報われなくてでもそのたびに喧嘩もしながらみんなで円陣組んで歩んで行っているんですよね。そんなところが雰囲気に出てるなぁって思います。

 

そうそう、如恵留くんがYouTubeでこのコンサートのサブタイトルを「原点」と話していたのをコンサート後に見たのですがまさしくそれでした。Travis Japanの原点が詰まっており、だからこそ私は帰ってこられたなと感じるし、何より私が中村海人の担当になった原点にさえ回帰させてくれました。

そして原点って進化があるから原点でいられるんだなってわたしの少し頑固な頭を柔らかくしてくれたトラジャの姿がありました。

 

一度降りたのにいいのだろうかと葛藤したけれど会いに行って良かったし、気持ちが戻ってこれたことが本当に嬉しかったです。この公演で感じたことを忘れずに、のめりこみ過ぎず、マイペースに大切に、また応援していきます。

 

Travis Japan 中村海人の担当、再開します!!!!!!!